田村 芙紗彦 (Tamura Fusahiko)
- 本名、望月和人。昭和31年9月22日静岡市にて出生。静岡東高校、同志社大学を卒業。2年間名古屋の山本人形に修行。その後静岡に帰省し、家業の人形屋を継承する。
- 1990年頃から静岡の見本市で「文部大臣賞」「通産大臣賞」を受賞、この頃より「田村芙紗彦」を名乗る。田村芙紗彦とは実は父親の小唄の芸名だった。初めは「宗達」と名乗っていたが、姓と名があったほうがよいということから、父親の小唄の芸名を拝借してしまって、現在に至っている。
- 家業を継いだばかりは、形、造りにこだわりさまざまな改良を試行錯誤した。その後、型は結局京都の伝統的な型に行き着いた。そして今度はデザインに目を向け、古今東西あらゆる柄を研究し、オリジナルの柄を作り始めた。しかし、最後には色だということに気づき、平安時代の重ねの色目に重点を置くようになっていった。その過程で生まれたのが「いろはかるた」と言ってもいいだろう。現在も雛にかかわらず日本の伝統をいかに現代に甦らせ伝えていくか、日々研鑽の途中である。
